塗装工の仕事、きつくて辞めたいって思うことがありますよね。
私も一時期真剣に塗装職人として修行し、独立してやろう!
と思っていたのですが、いろいろな理由で辞めてしまいました。
私が塗装工を辞めたいと思った訳
・足場の上で高所作業が多いので、落ちたら大怪我。下手したら死ぬ。
・福利厚生とか休業保証がいい加減。
・天候とか景気の波に左右されるので、収入が安定しない。
・ちゃんとした仕事だけど偏見の目で見られることもある。
私が塗装工を辞めてしまったのは、以上のような理由です。
私の周りの人はみんないい人ばかりでしたけれど、
中には、
・先輩や親方からのいじめ・パワハラ
とかで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
また、冬は凍える寒さ。夏は絞れるほどの汗。
キツいです。
体力もいるから疲れますし。
・土日も休みがない。
という人も多いのでは?
私は土日休んでましたけれど。
ヤフー知恵袋なんか探すと、
塗装工のダークな話がいっぱい見つかりますよね。
▶︎塗装業職人、仕事で殴られて続けてます。休みもありません。
いや、さすがにこれはマズイっしょ。
殴るとか警察に行かれたらマジで逮捕されますからね。
とはいえ、個人的には塗装屋さんは足場鳶職の方よりは厳しくなく、優しい人も多いかなという印象です。
自分も塗装屋さんで働いている時、あんまり怒られなかったですね。
前に家の近所で鳶さんが塗装工事の足場組んでた時は、
「おい!!」
「しっかりやれ!!」
「たるんどるぞ!!」
みたいな感じで新人??後輩??への当たりが凄かったですね。
塗装屋さんでそういう感じのしごきは自分の周りでは見ていてなかったかなぁと思います。
まぁ実際足場組んでくださる鳶さんの方はものすごい勢いで足場組んで行かれますし、
部材をバンバン放り投げていかれます。
下で部材を投げて上にいる職人さんが吸い込まむように部材を手に取る様子は、すごいなぁと見惚れてしまいます。
そこまでの技術を身につけるのは生半可な気持ちじゃできないでしょうし、怪我も隣合わせですから、後輩のことを思って厳しくなるのは仕方がないかもしれません。
暴力は絶対マズイですが。
まぁ暴言をホワイトワーカーのようにパワハラとか言っているようじゃこの世界は務まりませんからね。
(暴言を肯定している訳ではありません。それぐらい普通なんで、いちいち気にする人はやめといたほうが無難という意味です。)
すいません。話がそれました。
塗装屋は建設業界の中でも、親方になればかなり旨味のある仕事だと思います。
請負単価もまぁまぁ大きいですし、塗り替えの仕事は景気が悪くなって、新築工事が少なくなっても決してなくならないでしょう。
「AIが発達したら塗装屋の仕事なんかなくなる」
とか言ってる人もいますが、
広い面の壁とかならまだあり得るとして、人間でも塗るのに苦労する住宅の細かいところを塗れるロボットができるのはあと1000年くらい先でしょう。
そんなこと言ってる人はきっと住宅塗装の仕事はおろか日曜大工でペンキ塗りなんかもしたことないでしょう。
目地刷毛や隅切り刷毛を使って細かい所を塗る作業は絶対になくなりません。
塗装屋の仕事ってクロス屋さんとかよりも細かい作業意外に多いですし。
でも、
塗装業を続けるなら、最終的には独立するつもりでやらないと人生全体で見た場合に稼げないと思うんですよね。
子方のままだと、収入は頭打ちになるでしょうし。
雇われの正社員の塗装屋さんもいるかもしれませんが、大抵の塗装屋は一般企業のサラリーマンの給与形態や福利厚生とはやはり違いますよね。
職人仕事は向いてない人にまじ向いてない
辞めるとか言うと、ガテン系の仕事だと特に
「根性がない」
みたいな一言を言われたりすることもありますが、
ぶっちゃけ気にする必要もないと思うんですよ。
だって塗装工の仕事って向いてない人には向いてないですから。
日本には憲法で保障された、
「職業選択の自由」
ってものが全員にあるわけですし。
嫌なことを怒られながらずっと続けて、いつ怪我するかも分からず。
怪我したら怪我したで怒られ、使えない扱いされてポイ。
そんな人生嫌じゃないですか。
仕事を変わりたいなら、なるべく早くしないと抜け出せなくなります。
変わろうとしたものしか変われない。
問題はスムーズに辞めれるかどうか
こういう仕事って、社長とか上司とかと頻繁に同じ現場で顔を合わせたりするわけで、辞め辛いですよね。
場合によっては揉めるケースも多々あります。
「辞めてもいいけど、給料払わないぞ」
見たいな脅しとか。
しかし、十分前から従業員が辞めたいと伝えているのに辞めさせないのは、人を雇う側としてあってはならないことですから、困ったら法律の専門家に相談するのもありです。
相談だけなら無料でできます。
まぁでもこれは最終手段ですから、
ちゃんと筋を通して上司に辞めたいという意思を上手に伝えていきましょう。
あと最近は退職代行っていう便利なサービスもあります。
これはあなたに代わって面倒な退職の手続きを全て行ってくれるサービスで、あなたは辞めたい会社に電話する必要すらないんです。
ぜひ必要な場合には退職代行サービスに相談してみてくださいね。
辞めたらどうする?
辞めても、別の仕事に就職できるのか?
というのも塗装工が辞められない理由の1つですよね。
ぶっちゃけ大学を出た塗装工は、ほとんどいないでしょうし。
でも、安心してください。
20代なら今の時代は、割と簡単に正社員になれますよ。
例えば、中卒とかニートとかでも、就職支援サービスというものを利用すれば、ほとんどの人が正社員になれます。
就職支援サービスというのは、無料で利用できるサービスなのですが、
・面接指導
・履歴書の書き方
などを転職アドバイザーが教えてくれて、
自分にぴったりな企業を紹介して、就職までできるように助けてくれるサービスです。
無料なんて怪しいと思うかもしれませんが、
無料なのは紹介先の企業から、お金をもらっているからです。
例えば、コンビニでもらえるタウンワークとかお金を払って買いませんよね。
無料なのは募集している企業がタウンワークにお金を払っているから。
それと同じです。
「どうせブラック企業ばっかりなんじゃないの?」
と思うかもしれません。
でも、第二新卒エージェントneoという就職支援サービスは、
ブラック企業をフィルターで排除していて、ちゃんとした企業ばかりなので安心して利用できますよ。
第二新卒エージェントは学歴も全く関係ないので、塗装工を辞めたいと思っている人は是非利用してみてくださいね。
就職支援サービスの利用には、アドバイザーとの面談とか面倒だなぁと思うこともありますが、
特に低学歴の場合だと自力で未経験の仕事に正社員になるのは難しいですから、この機会を面倒と言う理由でみすみす逃すのはもったいないです。
少しだけ気合入れて、就職支援サービス利用してみることをおすすめします。
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