住宅の傷補修の仕事は、求人誌などを見ても時折募集がありますね。
応募して見たいと考えている女性の方も多いのではないでしょうか。
実際にリペア職人として働いていたことのある私が、リペアの仕事は女性が働き易い職場かどうかを記事にしてみました。
リペア職人は女性でも可能
リペア職人の仕事は重い荷物を持つことがなく、重労働もありません。
ですから、建設に関わるお仕事でも、女性でも比較的容易に可能な職種だと言えるでしょう。
大手の補修業者では美大生をバイトなどで雇っていることが多いですね。
住宅の床や建具などの木製品のリペアでは繊細な木目書きや色合わせ等が必要なことから、手先の器用な女性は重宝されます。
リペアの仕事は業者が増えたので単価が安くなった傾向はありますが、それでもまだまだ他業種と比較して高単価のお仕事だと言えます。
女性がリペア職人を始める前に考えておきたいこと
女性がリペア職人を始める前に考えておきたいことは幾つかあります。
床の補修などでは長時間じっとして作業をすることが多いです。
冬の床はとても冷たく体が冷えます。
冷え性の女性には辛い仕事かもしれません。
また、お客様の家ではトイレを借りることはできませんし、マンションなどの現場でもトイレ事情は昔と比べて良くなったとはいえ、やはり建設現場が職場です。
オフィスで働く仕事と職場環境は比べものになりません。
また、建設現場の職場は男性が圧倒的に多いです。
仕事ができるようになってくると、男性のお客さんの家に1人で補修工事を行うように指示されることもあるでしょう。
逆に、女性の一人暮らしのお客様の家に行く補修の現場では、男性作業員が行くよりもお客さんが安心するので重宝されたりします。
補修の仕事で使うスプレーや塗料などは有機性の材料が多く、健康には有害な材料を用いることを覚えておく必要もあるでしょう。使用する艶調整のスプレーなどには「発がん性物質を含む」とか「胎児への影響が懸念…」などのおどろおどろしい文言が書かれていることも多いです。
塗装工などに比べると有機溶剤の使用量は圧倒的に少ないですが、補修剤の健康被害を最低限にしたいならば、スプレー作業の時などは防毒マスクをしたり、手袋をしたりするべきです。(実際の現場ではマスク、手袋をしていない職人が多いので。)
リペア職人の女性の求人はどこにあるか
リペア職人の女性の求人は、バイト探しサイトや、求人サイトなどで見つけることができます。
どんな仕事か知るために、未経験の人はまずバイトから始めて見るのも良いかもしれません。
バイトから正社員になる人も割と多い業界です。
タウンワークにもリペア系求人のバイトが結構載っています。
リペア業界で「バーンリペア」という会社は大手として有名ですが、そちらの求人も掲載されていました。
下記タウンワークのサイトから「リペア」、「補修」といったキーワードで検索してみてください。
他にもリクルートホールディングスの運営する「はたらいく」という求人サイトに、住宅のリペアの仕事はたくさん募集されています。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
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