きつい?建築塗装工(ペンキ屋)の仕事内容と求人が豊富なオススメのサイト

仕事の内容
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求人誌等で建築塗装工(ペンキ屋)の募集を見つけて、どんな仕事内容なのか調べている最中かもしれません。

この記事では塗装工見習いとして働いたことのある私が、仕事内容について解説していきたいと思います。

この記事では、建築塗装に興味を持っている方に仕事内容をざっくりとした説明するのが目的なので、プロの方達は私の塗装工程の説明に異論があっても突っ込まずにそっとしといていただければと思います。

建築塗装工の仕事内容

今回は建築塗装の仕事の中でも代表的な一戸建ての塗り替えについて説明していきたいと思います。

一戸建ての塗り替え作業内容

まず、一戸建ての外壁がサイディング等の場合、10年程度で外壁が傷んできます。
ですから、ペンキで外壁を塗り直すことで外壁の性能や美観を維持することが主な目的です。

また、屋根材などもペンキを塗ってメンテナンスすることもあります。

足場ができたら水洗い

まず、ペンキを塗る前に足場を組みますが、これは足場屋さんの仕事なので基本的には塗装工は行いません。

しかし、稀に足場も自分たちで組む塗装屋さんもいます。

足場ができたら、水洗いです。

エンジン式の高圧洗浄機で、外壁面を勢い良く洗い流します。
水で濡れるので、カッパ・長靴着用。

夏は涼しいですが、冬は寒く冷たい作業です、

養生作業

水洗いが終わって外壁が乾いたら、

上記のマスカーと呼ばれるビニールが付のテープなどを用いて

「養生(ようじょう)」

という作業を行います。

養生というのは、ペンキがついてはいけない所、窓やドアなどの家の部材をビニールなどで覆う作業です。

これは地味ですが、大切な作業で適当にやるとペンキが取れずに泣きたくなります。
ですから、しっかり丁寧に行う必要があり、手先の器用さも少し必要です。

塗装作業

養生が終わったらいよいよ塗装です。

ペンキをローラーや刷毛で塗っていきます。

広い面はローラーを使い、

細かい所は刷毛で塗る。

単純に色が付けばいいというわけではなく、塗料の厚さが均等になるように塗る必要があり、余計な所に塗料を着けないよう塗るのは繊細さが要求されます。

この辺りが塗装工が塗装職人とも呼ばれる理由です。

一見簡単そうに見えますが、やってみると先輩たちのように素早く綺麗に塗れるようになるには結構時間が掛かります。

外壁塗装も一度塗れば終わりではありません。
フィーラーなどの下塗りと上塗りで合計3回塗りすることが普通です。

片付け・清掃

塗装が終わると、養生をばらしていきます。

養生をばらし終わったら、余分な所に着いたペンキを取ったりするなどの清掃を行ない完成です。

マンションやアパートなどのペンキ塗りを行なう場合や、公共事業などの大きな現場の塗り替えを行なう場合もあります。
また、新築時の現場での作業も時折あります。

現場の種類は就職する塗装屋さんにより、比率が異なってきますから、どんな種類の現場が多いのか聞いてみると良いでしょう。

塗装屋の仕事はきつい?

実際にやってみて以下のような点が「きつい」と感じました。

・夏は暑く、冬は寒い

・気をつけていても顔や肌に塗料がついて汚れる

・足場を上り下りが大変。落ちたら怪我する

・シンナー臭がきつい(水性塗料はこの限りではないが)

・朝が早い

・土曜日も仕事があることが多い

上記が平気という人にとっては、さほどキツい仕事ではないと思います。
足場屋さんの方が、重いものを持ったり、投げたり、落としたりとよっぽど体張ってる感じがあります。

塗装工の人は、なんとなく怖そうというイメージを持っていましたが、親方も親切丁寧に教えてくれて、昼は食事をおごってくれたり、10時と15時の休憩時は絶対コーヒーをおごってくれました。

朝は6時30分位早いものの、暗くなったら外では作業できませんから、残業はほとんどありません。

また、技術を身につけて独立すれば親方として、また法人化して社長になることも比較的容易な業種ですから、社長になりたい!という人はチャレンジしてみるのもおすすめです。

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