これから転職活動をしようとしている、または既に活動していてこれから面接というあなた。
良い結果を得るために、面接当日の流れや気をつけるマナーを知っておきたいと思うのは当然ですよね。
その場の面接は一度きりですので、紹介するような情報を予め知って準備しておいたら、もっとうまく対応できたかもしれないのに、良い結果になっていたかもしれないのに、などと後悔しなくて済みます。
意外と面接でどんなことをするのか知らない人も多いようですので、面接当日の基本的な流れや会場でのマナーについて、面接先を訪問してから後にするまでの流れに沿って紹介していきたいと思います。
転職面接の流れを徹底解説!
転職希望先に応募して書類選考が通過したらいよいよ面接です。面接の基本的な流れは、
2.面接官に促されてから着席
3.あなたの自己紹介3〜5分程度
4.質疑応答
5.面接官から、聞きたいことはありますか?と質問される
6.挨拶して退室
となります。
自己紹介の前に、面接官から、今回の採用案件の詳細な背景などを説明された後、自己紹介を求められるケースも何度かありました。
この場合は、採用が行われている背景の状況に十分に自分を雇うことで対応が可能になることを分かってもらえるように、自己紹介や志動機に盛り込むと採用の確率もぐんと上がるのでかなりチャンスです。
是非盛り込んでみてくださいね。
質疑応答では、これまで4度転職し多くの面接を経験してきて、私がよく質問されたのは、
・今後どのようなキャリア構築を考えているか
・リーダーをしていた時はどのような指導をしていたか
です。
これに対して、例えば、
失敗した時は、今後は同じ失敗を繰り返さないようにした。
今後は上に立てるようなキャリア構築を目指している。
等のポジティブな回答をしていました。
もちろん、結論だけではなく、その結論に至るあなた自身の考えや理由も説明することは重要です。
例えば、同じ失敗を繰り返さないようにしたという点については、
↓
これにより記録を残すことになり、業務をより整理できるようになった、
↓
言った言っていないの防止にもなって余計な気遣いをすることがなくなった
上記のように具体的にプロセスを答えていました。
もう1つ、
ただ質問に対して答えればいいというわけでもありません。
何を言うかだけでなく、どのように言うかも重要です。
私は、初回の面接において、ちょっと自信がないようにも見えたという理由でNGになったこともありますので、答える時は、自信をもって答えるように用意することも大切ですね。
転職 チェックしておきたい面接時のマナー
面接時にチェックしておきたいマナーのうち、特に重要なことは、入退室時の挨拶と面接官との受け答えの時の態度です。
以下に、入室の時、面接官への受け答えの時、退室の時の3つの時に分けて紹介します。
まず、入室の時は、
2.少し待って(長くて約5秒。この間に部屋から「どうぞ」と声がかかることが多い)
3.ドアを開けて、「失礼します」と声をかけて、ドアを閉め
4.座る椅子の横に立ち、挨拶をし、座るよう言われてから座ります。
挨拶は、名前の後に、「本日はお忙しい中お時間を頂戴しましてありがとうございます。宜しくお願いいたします。」と言いましょう。
これは転職の面接時だけの特別なことではありません。
例えば、取引先の方、社内の目上の方と会う時などにも必要になりますから基本的な社会人のマナーとしては必要不可欠です。
また、コートを着用していた場合は、面接のある建物へ入る時に脱いで腕にかけて入室しますが、入室時に、面接官よりコート掛けを使用するよう言われたら使用して問題ありません。
使ったことで結果がNGになったという話は聞いたことがありません。
次に、面接官との受け答えの時は、
2.面接官を見ながら敬語で話す
が基本です。
質問にすぐに返答できない時もありますが、すぐに返答しないといけないことはありません。
少し考えて答えても、マナー違反ではないので慌てないでください。
その場しのぎで適当な回答をすることの方が問題なので、落ち着いて解答していきましょう。
私も予想外の質問をされて驚いたことは何度もありましたが、そんな時も次の選考に進めていますので、回答に詰まってもスピードではなくしっかり回答するようにしてくださいね。
また、面接の前に、時々面接官から名刺を頂くこともあります。
こんな時は、あなたは仕事として面接に行っているのではありませんから、あなたは名刺を出す必要はありません。
受け取った名刺をテーブルの上に置いて面接に臨みましょう。私も名刺は出していませんし、それで問題になったことはありません。
最後に、退室の時は、
「本日はお忙しい中ありがとうございました。それでは、失礼いたします。」と言いましょう。
2.ドアを開け、退室します。この時、部屋に背中を向けてはいけません。
以上が面接時のマナーです。挨拶と質疑応答の時の態度ができていましたら、まず問題となることはありません。
実は私は面接官もしたこともありますが、この2点ができていましたら、マナーは問題なしと考えています。
あなたも、面接官に伝えたいこと、アピールしたいことを考えて対策を練っていよいよ面接、という時だからこそ、面接の受け答え内容の良し悪しよりも前に、採用の可否を左右するもっと大切なこと、面接時のマナーにも気を配ってくださいね。
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